45。執念で消す(沼7)

こんにちはこんばんは。

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今回は短編で使う画像の加工についてです。

 

以前書いた様に短編で使いたい画像に文字が入っている場合、アプリで消してるんですがその内容を紹介します。

 

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使っているアプリはアイビスペイント。

スクリーンキャスでこのアプリで絵を描いて配信している方が結構いらっしゃいますね。

 

元々はゼロから絵を描くアプリなんだろうと思いますが、既存画像の加工修正に使ってみると割と使い易いのでこのアプリをずっと使ってます。

 

私は画像の加工といえば大体PCでやるものだと思っていましたが、このアプリはPCで使う機能がちゃんとモバイル仕様になってて使い易く、しかも無料。

 

課金すれば機能を拡張できますが、そんなことしなくても充分過ぎる機能が備わってます。

 

絵を描くなら拡張した方がいいんでしょうけど、加工修正だけなら全く問題ないです。

 

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これがアプリに画像を取り込んだ状態。

ツールがいっぱい並んでますが、赤い四角で囲った4つのツールだけ使えば加工修正が可能です。

 

4つだけなのは、加工修正に必要な事が

①隠す

②馴染ませる

③色付け

の3つだけだからです。

 

 

①隠す には「投げ縄」

②馴染ませる には「ぼかし」

③色付け には「ブラシ」「スポイト」

のツールがそれぞれ対応します。

 

 

個人的に加工修正に一番良いと思うのは、①の「隠す」。

何故かというと、画像の解像度が揃うから。

 

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拡大。

 

 

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投げ縄でコピー。

 


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貼り付け。

 


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もう一回貼り付け。

 


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縮小。

 

上の画像は指の間を修正する際の過程ですが、超拡大すると結構ドット感がある事がわかると思います。

 

このドット感、つまりは解像度が、ぼかしツールやブラシツールで加工修正すると修正していない周囲の部分と異なってしまい、少し違和感が出ます。

 

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上が「隠す」

下が「色付け」と「馴染ませる」

 

の仕上がり。

若干の違いですが上の方が修正した感が無いと思いませんか?

 

まぁ本当に若干の違いなのでどっちでも良いじゃんとも思われそうですが、修正箇所が増えれば増える程全体的な違和感も増えてしまい、完成時の違いはかなり違います。

 

あとは根気。

修正範囲がバカ広くても一気に修正せずに清宮レイさんがみかんの粒々を一個一個食べるが如くチマチマチマチマ少しずつ確実に修正。

 

1ピクセルの色の違いが結構仕上がりに影響します。

こういうとこは短編書く時の一字一字の拘りに似てる気がします。

 

そんなこんなで画像が粗いなら粗いなりに、高精細なら高精細なりに修正して自然な仕上がりになる様に心がけています。

 

全ては短編の為という、ただそれだけの理由で結構な時間を加工修正に費やしている私…

 

今のところ几帳面な私の性格と微妙な色の違いを見分けられる目が活きて、良い感じに加工修正出来てる気がします。

 

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コレは結構自信作です。

 

また何かネタが出来たら書きます。

 

それでは。